お星様になったよもぎについて。。。

このページは、お星様になったよもぎのことを綴ったページです。

よもぎと出会ったのは、2003年6月15日、少し小雨の降る日でした。
インターネットで気になった子を見に行ってみようと、あるショップへ急遽行ってみることにしました。
ショップに着いてみると、案の定その子はいませんでした。
とりあえず、どのような子を探していることだけを伝え、ショップを後にして帰りました。
まだ少し時間があったので、以前からお願いしていたペットショップに寄り道をしてみることにしました。
店頭に出ている子を見渡しても、これといった子が見つからなかったので、とりあえず店員の方に他の子はいないのか聞いてみたところ、好みの色とは違うけど女の子は2匹いると言われ、早速見せてもらうことにしました。
でもきっと、自分の好みの色とは違うから気に入ることはないだろうと思いながら、待っていました。
そして、店員さんが連れてきた2匹のうちの1匹の子、手を入れた瞬間すぐに手を噛み噛みしてきて、手をどけるとピーピーと鳴く、とても元気で小さめの子が一目見て気に入ってしまいました。
もう1匹の子も、かわいいけど、こちらの子のほうが、とにかく家に連れて帰ってと主張しているようで、おかあちゃまを説得するように連れて帰りました。
でも、おかあちゃまの方は、つくしの時ほどインスピレーションがあった訳ではなく、「2匹目は、小さい子で自分たちの好みの色にしようねっていっていたのに、また違う色を…。」と、あとでぶつぶつと言っていました。
でも、しょうがない、今回はおとうちゃまが気に入ってしまったし、おとうちゃまがお店で見ていた様子を見れば、この子に決めていたみたいだから、とあきらめてくれました。

そして、自宅に連れて帰り、ハウスを用意して一段落と思っていたら、なぜかつくしがすごく落ち着かない様子。
それもそのはず、つくしにとって、この家は自分の天下であり、愛情も全て自分だけが受けていたので、自分と違う存在がいることに相当なショックを受けたみたいです。
多少なり私たちは、本やインターネットで多頭飼いのことを勉強しましたが、実際にはマニュアル通りにうまくはいくはずがなく、苦悩の日々が続きました。
つくしは体調を壊し、おかあちゃまも体調を壊し、またよもぎもケージから出れないストレスもあり、本当によもぎを迎えて良かったのか考えることもありました。
でも、よもぎは本当に頭のよい子で、少しずつどうしたらよいかを自分なりに理解していき、少しずつ、つくしと遊べるようになってきました。
そしてそのころになると、今度はつくしがちょっかいを出すようになり、いつも間にか、”つくしがかわいそう”から”よもぎがかわいそう”に変わってくる私たちがいました。
でも、そんな心配もするほどのことではなく、つくしはよもぎのことを実の子供のようにかわいがるようになりました。
つくしは、よもぎに噛まれても、怒ることなく遊んであげて、本当にほほえましい姿でした。
そして、私たち2人にとっても、2人の存在がとても幸せな気持ちにさせてくれ、この幸せを当たり前のように感じていました。

でも、その幸せは長くは続きませんでした。

我が家にきて、1ヶ月と1週間で、よもぎはお星様となりました。
病名は、「犬ジステンバー」。
生存率は50%、そして脳障害を起こした場合は、10%に満たないほどでした。
よもぎは、もう既に脳障害を起こしていて、お医者さまからは安楽死をすすめられました。
そして、検査をするために入院することになり、身を切られる思いで、その場からよもぎとお別れしました。
今でも忘れることができません、あのよもぎの「おとうちゃま、おかあちゃま、どこいくの?よもぎをおいていかないで。」と言っていた目。
でも、それが最後になるとは、そのときは思いもしませんでした。

そして、検査入院をした翌日の朝方、よもぎはお星様になりました。

本当に短い間でしたが、よもぎに沢山のことを教わり、とても楽しい日々でした。
今でも思い出すと、胸を締め付ける思いがありますが、本当に私たちにとってはかけがいのない、忘れることのできないとても大事な大事な時間でした。
よもぎ、家の子になってくれて、本当にありがとう。
まだまだ寂しい気持ちはなくならないけど、よもぎと居た時間は絶対に忘れないよ。
そして、もしまた出会えたら、今度はたくさんたくさん遊んで、いつまでもいつまでも一緒に居ようね。

最後に、私たちの気持ちが整理できたのは、ネットの友達、そしてつくしの公園友達のおかげです。
本当に、たくさんのお気遣いをいただき、感謝してもしきれません。
書面で大変申し訳ありませんが、本当にありがとうございました。

2003年8月13日
Music by (c)Sphere

よもぎにういて

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